MacBook Air を買ってきて最初にやったことまとめ

同様の内容で、これより新しい記事があります。こちらをご覧ください。


さて MacBook Air を買ったわけですが
自分好みに仕立てるためにやった設定をまとめておきます。
また新しいのを買ったり OS を入れ直したりしたときに見返せるし
どこかの誰かに参考にしてもらえるかもしれないので。

日本語設定を前提として書きます。
他の言語の人はまあそれにあわせて。

Mac OS のクリーンインストール

※ ご自身の判断と責任において行ってください。また、2011年7月に発売された MacBook Air 以降では少しやり方が違うと思いますけど買ってないから知りません。

買ってきていきなりだけど、
初期状態では必要のないものが入っているので
まずは OS を入れ直します。

iMac や MacBook Pro と比べてストレージが小さいからか
MacBook Air は以前やったときよりかなりコンパクトな構成だったんだけど
それでも言語環境はフルでインストールされていたのでこれを外す。

  1. Mac OS X が入った USB メモリを挿す。Air には光学ディスクドライブがないので、全部小さな USB メモリに入ってる。
  2. Mac を(再)起動する。このとき C キーを押しっぱなしに。
  3. USB から OS が起動したらキーから指を離す。
  4. 言語を選ぶなどの設定をしたあと、インストール先のディスクを選択する。普通は “Macintosh HD” になってますね。
  5. 上部メニューバーの「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を選んで、Macintosh HD を消去する。
  6. インストールを開始する前に、左下の「カスタマイズ」をクリックする。
  7. 「言語環境」で日本語以外のチェックを外す。いったん全部を外してから、あとで日本語をオンにした方が楽ですね。英語は必ず入るのでだいじょうぶ。
  8. あとは普通にインストール。

デフォルトのまますべての言語を入れると1.22GB使うけど
日本語だけにすると74.6MBになる。

システム全体のディスク使用量にはなぜかそれより大きな差がでた。
買ってきたばかりの状態で12.12GB使ってたけど
入れ直したら7.59GB。

MacBook Air 11インチは容量の大きい方を選んでも128GBなので
ここでの4GB差はかなり大きいと思う。

FileVault を有効にする

ホームフォルダの内容を暗号化するやつですね。
後でデータが増えてから有効にすると時間がかかるので
最初にやってしまいます。

  1. 「システム環境設定」を開く。
  2. 「セキュリティ」にある「FileVault」タブをクリック。
  3. 「マスターパスワード」を設定する。これを設定しないと FileVault をオンにさせてもらえないんじゃなかったなたしか。違ったらごめんなさい。
  4. 「FileVault 機能を入にする」をクリック。

あとはよしなにやってくれます。

ただしこれを有効にすると、
Time Machine を使う場合
ホームフォルダがひとまとめにバックアップされてしまい
ファイル単位での復元はできなくなる上、
ユーザーがログアウトしているときしかバックアップできなくなるので
使いにくくなってしまう。
一長一短ですね。

ただ Air は基本的に持ち歩き用で
データは今やデスクトップ機となった MacBook Pro に保存するから
そちらをバックアップすればいい。
それを一時的に持ち出して作業するのが Air の仕事なので
バックアップはしなくていいの。今のところ。

持ち歩き機は据え置き機と比べてわるい人の手に渡る可能性が高いので
バックアップの利便性よりこっちを取ることにしました。

ソフトウェア・アップデートをする

まあ買ったばかりでいろいろ触りたい気持ちが高まるんだけど
包装やら箱やらが散らかっている頃なので
OS のアップデートをしている間に片付けましょう。

これはもう左上のリンゴマークから
「ソフトウェア・アップデート」を選ぶだけ。

はいあとは一気にシステム環境設定。
リンゴマークから入るのが簡単ですかね。

Dock の設定

設定っていうか Dock あまり使わないので
できるだけ邪魔にならないようにする。

まずは最初から入っているアプリケーションを Dock から外す。
これは Dock にあるアイコンをつまんで Dock の外に捨てるだけ。
煙とともに消えてきます。
アプリケーション本体が消えるわけじゃないのでだいじょうぶ。

あとはシステム環境設定で

  • 画面上の位置: 左
    これは好みの問題。ただでさえ縦が短いので下に置いとくと余計狭くなる。
  • Dock を自動的に隠す/表示: オン
  • あとサイズは適当に小さくしておく。

Exposé と Spaces

Exposé の設定の「画面コーナーへの機能割り当て」で
左上を「ディスプレイをスリープさせる」にしておく。
理由はこのへん。

セキュリティ

  • 「一般」タブで「スリープの後、またはスクリーンセーバが開始した後、【すぐに】パスワードを要求をオン」にする。
  • 「ファイアウォール」タブで「開始」を押す。

言語とテキスト

「書式」タブで「週の始まりの曜日」を「月曜日」に。
これも個人的な好み。

英語設定だとデフォルトで月曜始まりなんだけど
日本語設定にするとなぜか日曜始まりになるみたい。

キーボード

  • 「キーボード」タブで「キーのリピート速度」を最速にする。
  • 「リピート入力認識までの時間」も短めにする。
    なお上記2点は US キーボードを使う場合、後述する KeyRamap4MacBook で設定するのでここではやらなくていいです。
  • 右下にある「修飾キー」を押して、Caps Lock キーを Control に割り当てる。
    まあ好みだけど Caps Lock 使わないので。日本語キーボードだと caps が左下、control が A の左にあるんだけど、US キーボードは A の左が caps なので、これを control にしたいのです。
  • 「キーボードショートカット」タブにある「フルキーボードアクセス」を「すべてのコントロール」にする。
    こうしておかないと、ブラウザで Tab キーを押したときなどにテキストボックスとリストにしかフォーカスできない。ボタンにもフォーカスしてスペースキーでクリックしたいので。

さて今回は US キーボードのやつを買ったので英数 / かなキーがない。
普通は Command + スペース で切り替えるんだけど
なんだかこれは慣れなくてめんどくさい。
「これを押せばかな」「これを押せば英数」というキーが欲しいんだ。
ATOK なんかの「かなキー2回押し」を使いたい人も困りそう。

そこで KeyRemap4MacBook を使います。

MacBook のキーボードをカスタマイズしてくれる
それはそれは便利なツール。

これを入れたら、システム環境設定に KeyRemap4MacBook が出るので
For Japanese -> Change Command_R Key の欄で
Command_R to Command_R (+ When you type Command_R only, send KANA)
を選ぶ。

要するに右コマンドキーを

  • 他のキーと一緒に押したらコマンドキーとして
  • 単独で押したらかなキーとして

機能するようにしてくれる。これは賢い仕様。

同様に、Commad_L を
Command_L to Command_L (+ When you type Command_L only, send EISUU)
に設定。

これで
「US キーボードを使いたいけど日本語もスムーズに使いたい問題」は解決。

トラックパッド

「1本指の操作」で「タップでクリックをオンにする」をオン。
トラックパッドをぐいっと押し込んでクリックするの、どうも苦手なので。

サウンド

一番下にある「メニューバーに音量を表示」をオフにする。
メニューバーは貴重なスペースなので、不要なものは消します。

Bluetooth

  • 「入」のチェックを外してオフにする。
    これは今 Bluetooth を使ってないからであって、Magic Mouse などを使う人は当然オンです。
  • 「Bluetooth の状況をメニューバーに表示」をオフにする。

アカウント

  • 「ログインオプション」で「自動ログイン」を「切」にして、「パスワードのヒントを表示」のチェックを外す。
  • あとアイコンを好きなものに変える。

日付と時刻

「時計」で「24 時間表示にする」「曜日を表示」「日付を表示」をオンにする。

Finder

これはシステム環境設定じゃなくて、Finder 自体でやる。

  • メニューバーの「表示」で「パスバーを表示」を選ぶ。
    Finder の下部に、ルートから現在のフォルダまでのパスを表示させるやつ。
  • 同じく「表示」の「ツールバーをカスタマイズ」で「パス」をツールバーにドラッグする。
    このボタンをクリックするとカレントフォルダまでのパスが縦に並んで表示されて、好きなところに飛ぶことができる。何もかもターミナルでやる硬派な人には必要ないけど、Finder で行ったり来たりするときには便利。

とりあえずここまで

あと各種アプリケーションソフトをインストールして
開発環境を整える必要があるんだけど、
Mac OS 自体の設定としてはとりあえずここまで。

それにしても MacBook Air いいですよ。
小さいし薄いし軽いしディスクアクセスは速いし。

何より「いいなー」って言われるし。


Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6″/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A

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