ポイントカードの功罪

レストランの店頭で売られているお弁当を買ったら、お店の人に
「ポイントカードお持ちですか?」と聞かれた。

スタンプが10個たまったらお弁当かランチが1回無料になるとか
何かそういうのだったと思う。

「お渡ししましょうか」と言っていただいたんだけど
「きっと持ってくるのを忘れるので」と伝えてお断りした。

ポイントサービスを導入してるお店は多い。
その都度カードをいただいていたらどんどん増えていくので
よほど頻繁に利用するお店のもの以外は持たないようにしてる。

スタンプカードを渡すだけならお店にとって大して負担じゃないだろうし
カードを受け取るだけならお客も特に損をするわけじゃない。
けど実際にはこのカードの存在によって行動が変わることはあると思う。
積極的な方にも、消極的な方にも。

積極的な動機付け

ポイントサービスは、お店でまた買うという方向への動機付けになり得ると思う。
どうせ買うなら、そこへ行った方が積もり積もってお得になるから。

ただしこれは、カードを携行しているという前提があってのことですね。

消極的な動機付け

ひとたびポイントカードを受け取ると、上記とは逆に
「カードを持ってきてないから、今日はよそへ行こう」
という方向に動くこともあるんじゃないだろうか。

「行くとポイントがついてお得」という気持ちには
「行ったのにポイントがつかないなんて損」もついてくるかもしれない。

そうなると、ポイントプログラムが
客足を遠ざける方に影響するということもあり得るんじゃないだろうか。

基本的に持ち歩かないとか必ず忘れてくるとか
こういう人間には渡さない方がいいのかもしれない。

ともかく

ポイントカードもらっても携行しないし、すぐなくすしで
いっぱいになったことがほとんどないんだけど
あれみんなどうしてるの。

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