iOS 5 の iMessage がコミュニケーションの断絶を引き起こすかもしれない

断絶は言い過ぎかなあ。
でも iMessage のおかげで連絡が取れなかったのは事実なので。

iOS 5 から iMessage という機能が仕えるようになりましたね。

さっそく手元の iPod touch でも使ってみたんだけど、
そのことが原因で通常のメールでのやりとりができなくなるという
よくわからないことが起きたのでメモ。

  1. iMessage の受信アカウントには好きなメールアドレスを登録できるので、試しにいつも使ってるアドレスを入れてみた。
  2. 何人かとテスト。無事 iPod touch で iMessage の送受信ができることを確認。
  3. その後、お昼ご飯の約束をしていた O さんに、Android の Gmail から連絡。メールの送信元は先述の「いつも使ってるアドレス」と同じもの。送信先は O さんの iPhone で使われている @softbank.ne.jp のアドレス。MMS っていうんですかね。
  4. O さんから返信はなかったけど、時間と場所は決めてあったので特に問題なく会えた。
  5. 夜になってふと iPod touch を見ると、iMessage を受信していた。
  6. メッセージを開いてみると、昼間 O さんがくれていた返信だった。

要するに、O さんの MMS (現 iMessage) のアドレスにメールすると
O さんは iMessage としてそれを受信するので、
そこから返信したらそのメッセージも iMessage 扱いになるということ。

そこまでは当たり前なんだけど、
問題はこちらのアドレスを iMessage に登録してたところ。

どうやら iMessge は次のような動作をするようで、

  • 送信先が iMessage に登録されていたら、iMessage として送信
  • 送信先が iMessage に登録されていなかったら、メールとして送信

今回は前者にあたるので
iMessage として iPod touch に届いてしまった。

この場合はメールとしては送られないので Gmail には届かない。
なので Android で受信できない。

少しつついてみて、iMessage は楽しいと思ったんだけど
あれはすべての利用者が
iOS デバイスを常に手元に置いているという前提で作られている模様。

iPad や iPod touch を持ってるけど
普段は持ち歩いていないという人は
メインのアドレスを iMessage に登録してしまうと
iPhone の人と連絡が取れなくなってしまうので注意しましょう。

さっそく登録したアドレスを削除しようと思ったんだけど、
そもそも iPod touch が手元にないからそれもできないんだった。

追記

解決方法のご提案いただきました。

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