「嫌いな野菜」について思うこと

自分のことしかわからないから
一般論の根拠にはならないかもしれないけど、
ともかく個人的な体験を元にひとこと。

子どもが好きな野菜1位は「トマト」、嫌いな野菜の1位は「ピーマン」に。 | Narinari.com

「子どもが嫌いな野菜」は、男女総合では「ピーマン」(27.0%)がトップに。男女別でもやはり2位に大差を付けて「ピーマン」が1位となっており、圧倒的に嫌われてしまっているようだ。総合2位以下は「トマト」(13.0%)、「なす」(12.3%)、「きのこ類(主にしいたけ)」(7.8%)、「ネギ」(7.1%)、「にんじん」(6.7%)と続いた。

子供が嫌いな野菜トップ3のピーマン、トマト、なすは
同じく子供の頃嫌いな野菜だった。

ところがおもしろいことに、
今やまったく逆になってしまった。
「好きな野菜は」と聞かれたらこの3つを答えるほど。

育ててくださった方たちは
嫌いな野菜を食べさせようと
いろいろ考えてくださっていたような気がする。

その気持ち自体は大変ありがたいと思うんだけど、
結局はそのおかげではなく成長して自然と好きになっていたので
心配していただく必要はなかったんじゃないかと思う。
いやほんますみませんが。

成長のために必要な栄養を確保できないほどの偏食ならともかく、
ひとつやふたつ嫌いな野菜があるくらいで大して困ることはないから
そういうお子さんがいる方は
あまり思い悩むことはないんじゃないかな。知らんけど。

「いろんなものを食べてほしい」という気持ちはまあわかる。
でも、嫌いなものを無理矢理食べさせると
嫌な気持ちが心の中に染みついてしまって
逆に好きになるチャンスを奪ってしまいかねない。

「好き嫌いがあったら大人になって困るよ」
という言葉で強要されたことがあるけど、
あれ嘘ですよね。

大人になっても全く困らない。
嫌いなものは食べないだけ。

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