「おとなしい」の対義語に激しく納得
2007年05月05日 18:45
友人と呑んでいて
「『おとなしい』の対義語は何なんだろう。」
という話になったことがある。
だいたいそういう話をするときは
正解を求めているわけではなくて、
ただ好き勝手な言葉を並べて遊びたいだけ。
その時も思いつく限りのおとなしくない形容詞を並べて
ひととおり笑った挙げ句、
「まあ『子どもしい』ということで。」
という、小学生でも思いつきそうなことを言って
その話題を締めくくった。
が、後日聞いた説によれば
そのアホな答えはまんざらでもなかったかも。
「おとなしい」はもちろん「大人しい」なので
その時は「大人」の反対として「子ども」を持ってきたわけだが、
「子ども」ではなく「稚児」だという。
赤子のことを「稚児」と書いて「ややこ」と読む。
つまり「大人しい」の反対は「ややこしい」だという説。
なるほど、大人は「落ち着いていて穏やか」であるのに対して
赤子は「世話をするのに手がかかる」→「複雑で煩わしい」
という意味になっていったというわけだ。
これ、もともとは両方とも
子どもの性質を表す言葉だったんじゃないだろうか。
大人しい子と稚児しい子がいるという風に。
時を経てそれぞれの意味が変化したのか
意味のベクトルがズレてしまってはいるが、
両者が互いに対義語であるという話には激しく納得した。
ただ、世の中には
稚児しい大人がたくさんいるような気もしますなあ。
追記:
知人の国語学者に相談したところ、いろいろと見解を示してくれました。
後日まとめます。
少なくとも、
現代語では「おとなしい」の反対語は「荒い」または「荒々しい」(『反対語大辞典』東京堂出版)
「おとなしい」の反対を「ややこしい」と言ってしまうのはかなり抵抗感を覚える。
だそうです。ちぇっ。
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2007年05月08日 02:38
ややこしいは「稚児しい」か ([晴]晴れの日もある)











