質問に「はい」「いいえ」だけで答えられると何か寂しいんだけど、それは聞き方が悪いんだと思った

たとえば近くにいる人に「コーヒー飲む?」と聞くとします。

これに「うん」とだけ答えられるとちょっと寂しい気持ちになるんだけどわかりますかね。

「うん」じゃなく「飲む」だと嬉しい。

できれば「はい」や「いいえ」ではなく具体的な言葉で答えてほしいという気持ちがあります。

明らかに聞き方が悪い

自分が Yes か No かを聞いておいて Yes や No が返ってきたら寂しいというのはまったくのわがままなんだけど、でも気持ちの問題ですから何とかしたい。

でまあ考えてみれば、いや考える前に気づきそうなもんですけど、これは聞き方の問題ですね。

Yes/No 以上の答えがほしければ Yes/No で聞かなければいいだけでした。

阿久津浩二さんに学ぶ

これを解決する質問の仕方は阿久津浩二さんが教えてくれました。

『真犯人フラグ』というテレビドラマがあって、すみませんけどドラマそのものの視聴からは脱落したんですが、そのドラマに出てくる阿久津浩二という名前の刑事さんが好きでした。

この人は事情聴取などをするときよく「やった?やってない?どっち?」と聞きます。

これだ。

どちらも二択だけど答えが変わる

「コーヒー飲む?」は Yes/No クエスチョンです。それにどう答えるかは人それぞれだけえど「はい/いいえ」や「うん/ううん」があり得る。

ところが阿久津メソッドだと違います。同じ二者択一の質問でありながら「コーヒー飲む?飲まない?どっち?」に Yes や No では対応できない。必ず具体的な語句を使うことになります。

これだ。

まあ作品の登場人物の物言いをそのままマネするというのは14歳のころ通過したんでもうやりませんけどね、要するに「相手の答え方を変えてほしいなら、自分の問い方を変えよう」ということです。

言いたいことわかる?わからない?どっち?

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