宅配便の荷物を受け取るときに生じる変な間を解決した話

ネット通販をよく利用するからいろんな宅配業者さんが荷物を持ってきてくれます。

違う人間ならやりとりもそれぞれ違って当然なんだけど、その中におひとり、受け取る時のやりとりで明らかに「間」が違う方がいらっしゃる。

多くの場合、荷物を持ってきてくれた人は受けとり確認の用紙を渡しながら「こちらに確認をお願いします」と言って胸ポケットからボールペンを取り出してさっと渡してくれます。

ところがこの方はちょっと違う。用紙を渡すところまでは同じなんだけど、いったんそこで一呼吸。それから、少しの間の後に「ああ」と気づいたようにボールペンを取り出してくれるんです。毎回。

初めてのうちは「何だろうこの変な間は」と思いました。しかし考えてみればこれが起きるそもそもの原因はこちら側にありますね。

自分が受け取り確認の署名をするのに、最初から相手がペンを貸してくれるのを当たり前のように思うことの方がおかしい。出先ならともかく、ここは自分の家なのに。善意とおそらく効率のためにすぐペンを貸してくれる人が多いから忘れてただけでした。

最近は、この方がいらっしゃったときはボールペンを持って扉を開けるようにしてます。するとどうでしょう、受け取りがものすごくスムーズだ。これはいい。

さらに今日は趣向を変えて、ハンコを持ち出してみました。新鮮。

ただ、他の配達員さんはもうペンを貸してくれるところまでがひとセットの動作になってるので、こちらがペンを取り出そうとするとかえって変な間が発生することもあります。むずかしい。

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