何も悪いことをしてないのにやたらと罪悪感を覚える瞬間

何も悪いことをしてないのに、なぜかやたらと罪悪感を覚えることがあります。

ランチタイムのオフィス街

オフィスが集まっているエリアでは、お昼ご飯の時間が近づくと街中のあちこちでお弁当が売られてますね。キャンプ用のテーブルとパラソルを運んできて、昼休み前に設営して売るやつ。

こういうお弁当屋さんの中には、12時半ぐらいになると値引き販売を開始するところがあります。

お昼休みが12時から13時の間になっている企業が多いので、12時半の時点で売れ残ってるやつをその後に売りさばける可能性はあまり高くない。それなら安くしてでも買ってもらった方が無駄にならなくていいよね、ということだと思います。

さてこうなると、お弁当が安くなるタイミングにあわせて買いに来る人も出てきます。500円のお弁当が次の瞬間に250円になったりするんだからまあわかる。

12時25分ぐらいから待ってる人もいるわけです。お弁当屋さんのテーブルの真っ正面からすこしずれた位置で待機。どこにもルールはないはずなんだけどちゃんと列ができてたりします。

お昼どきにそこを通りかかってお弁当が目に入りました。茄子の味噌炒めが美味しそうだった。

友人2人と一緒だったので3人分。お弁当の残りもあと3つ。ぴったりの数です。

何だろうこの罪悪感。本来のお値段で、正しい方法でものを買おうとしているのであり、何ひとつ悪いことはしていないのに、なんだか申し訳ないような、変な感じがしてくる。

それを買うことによって半額タイムを待ってる人の、これまでの待ち時間が水の泡と化すわけです。

いやもちろんそれは知ったことではなくて、気にする必要は微塵もないんだけど、でも何かなあ。

結局あのときはどうしたんだろう。買ったのか買わなかったのか覚えてないんですよ。状況の印象が強すぎた。

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