学生のときにやったアルバイトを並べてみる

学生時代にいろんなバイトをやったので
その思い出を書いてみる。
これからやる人の参考になるかな。

カラオケ屋の店員

主に夜の部。
お客さんがいれば午前2時まで。
いなかったら0時で閉めてた。
時給800円。

毎晩いろんな人がやってきて
いろんな人間模様を織りなしていた。
基本的には見ないフリだけど。

ヤンキーの兄ちゃんたちと女の子のグループがやってきたとき
しばらくしたら男子の一人が
「カノジョできたー!」
と叫びながら出てきたのがかわいかった。

冷凍倉庫内での商品ピックアップ

南極観測隊の人が着てそう(イメージ)な服を着て
マイナス10℃だか20℃だかの冷凍倉庫に入り
注文書に書かれた商品をピックアップする仕事。
時給は850円ぐらいだったかな。

冗談抜きで鼻毛が凍った。

家庭教師(小学生)

小学生の面倒をひととおり見た。
時給2,500円だったかな。

算数を教えたりもしたが、
テレビの話につきあったり
お庭で一緒に遊んだり。
要するに子守として雇われていたんだと思う。

家庭教師(高校生)

高校生の女の子に英語を教えて、
夏休みに1日4時間で15,000円もらっていた。

夏休みが終わって、1日2時間にしたのに
親御さんが同じ金額をくれようとしたので
さすがにそれは、と思って半額にすることを申し出た。
善人ぶって惜しいことをした。

小学生の塾で試験監督と採点

友人が小学生向けの塾で講師をしていて
月1回くらい一斉テストみたいなのがあったので
試験監督と採点のバイトに呼ばれてちょくちょく行っていた。

時給1,000円。
1時間の昼休憩も時間に含まれるのがありがたかった。

バイトは楽だったが、
最近の小学生は大変だなあと思った。

ペットショップの倉庫で棚卸し

動物は好きなんだけどアレルギーがあるので
そういう場所で仕事しない方がいいのだが、
いい単発バイトが他に見あたらなかったので
ついやってしまった。
時給800円か1,000円かそれくらい。

毎回鼻水を垂らしながら帰っていた。

工事現場でのゴミ拾いと掃除

新築ビルの内装工事現場で
内装工事の人が切った壁紙を拾ったり
落ちてくる木屑を掃除したり。
日給1万円。

仕事が始まったと思ったら
工事のおじさんが
「兄ちゃん、休憩しようや」と言ってコーラをくれた。

休憩が終わって少し掃除をしていると
工事のおじさんが
「兄ちゃん、休憩しようや」と言って缶コーヒーをくれた。

休憩ばかりしていた気がする。
コーラと缶コーヒーはそんなにたくさん飲めるものじゃないことがわかった。

それでも工期4日の予定が3日で済んだ。
現場監督の人が
「あんたも4日のつもりだったんじゃろう」
といって、4日分のバイト代をくれた。

スーパーでの商品補充

クリスマスから年末にかけて
ペットボトルが大量に売れるので、
陳列されているのが減ったら補充する仕事。

メーカーからスーパーへの派遣で、
お昼前から夕方にかけてやって
6,000円ぐらいだったと思う。

一回補充したらしばらく仕事がないので
スーパーをうろうろしたりおやつを食べたりするだけ。
結局ほとんど店内で遊んでいるだけという仕事だったが
こういう係はどうして必要らしい。

夏祭りのお手伝い

スーパーの駐車場で開かれていた夏祭りのお手伝い。
やぐらの下でジュースを飲んで
ときどきお客さんにうちわを配るだけ。
数時間で5,000円だったかな。

最初がんばって配ろうとしたら
「数があんまりないから一気に配らないで」
と言われたのでほとんどが休憩時間。

もう一人バイトがいて、
彼はマスコットキャラの着ぐるみを着て
汗だくになりながら子どもの相手をしていた。
ふらふらになって辛そうだったが、
スポーツドリンクを飲ませてあげるくらいしかできなかった。

これでギャラはおんなじ。
何か大切なことを学んだ気がした。

自販機詰め替えの助手

飲料メーカーのトラックに同乗して
自動販売機に缶を入れて回る仕事。

街角の自販機だけじゃなくて
会社の社員食堂とかデパートの休憩室とか
いろんなところに入れたので面白かった。
時給900円、残業になると1,300円だったと思う。

仕事はなかなかキツかった。
けっこう重労働だし
1日のノルマがあるから時間に追われるし
備え付けのゴミ箱の中で飲み残しが腐って臭いし。

自動販売機で飲み物が買えるのは
ちゃんと補充してくれる人がいるおかげなので
感謝して買おうと思った。

あと、缶に飲み残しを入れたままで捨ててはいけません。

酒の配達

町の酒屋さんでのアルバイト。
軽トラにビールケースなどを積み込んで
お得意さんのところに配達するのがメイン業務。
時給は覚えてない。

酒屋のおっちゃんが、
急増する激安チェーンについてボヤいていた。
「うちの仕入れ値より安く売られとる。
 これじゃ商売あがったりよ」
というようなことを言っていた。

しばらくして近くを通りがかったら、
その酒屋さんはなくなっていた。

祭の屋台

「フラワーフェスティバル」に出る屋台での販売。
集合場所で適当に持ち場を割り当てられた。

本職(?)のお兄さんと一緒にイカ焼きを売る係。
「えらっしぇい」と言ってものを売るのは楽しかった。

まったく同じ仕事をしたのに
男女でバイト代が違った。
女子の方が1,000円少なかった。

元締めみたいなオバちゃんが
「まあ世の中はこういうもんだから」
などとよくわからないことを言っていた。

交通量調査

交差点でカチカチとクルマの数をカウントするやつ。

バイト代にはいろんなパターンがあって、
半日で5,000円とか朝から晩までで1万円とか
24時間で2万とか。

24時間のやつは高速道路での調査で、
サービスエリアだったり料金所だったり。

サービスエリア入り口の緑地帯に座っていると
大型トラックがプロ野球投手のボール以上のスピードで走ってくるので
「死までの距離1メートル」などと思いながらやっていた。

料金所でやっていると
たまにトラックの運ちゃんが
「おぅ、兄ちゃん頑張れよ」と言ってくれるのが嬉しかった。
以後、料金所の収受員さんへの挨拶は欠かさない。

ポスティング

アパートの集合ポストにチラシを入れて回る仕事。

仕事量は決まっていて、
配り終えたら完了なのに時給制という
よくわからない設定だった。
効率よく仕事をするとバイト代が少なくなるので
何だか釈然としなかった。

が、よく考えたら
てきぱきと仕事をこなして定時で帰る人より
ちんたら仕事して時間をかける人の方が
残業代をたくさんもらえたり
「遅くまで頑張ってる」と評価されたりするのは
どこの会社でもよくあることか。

アンケート調査

大手調査会社の仕事で、
時給じゃなくて1件いくらの出来高制。
金額は覚えてないけど
けっこう高額だったと思う。

割り当てられた地区内で
特定の年齢層と性別の人がいる家を探し
いたらその人にアンケートへの回答をお願いしての冊子を渡し
後日取りに行くというもの。

答えてくれた人には謝礼として
商品券だったかを1,000円ぶんお渡しする。

もう行った途端に怒鳴られたり
人間性まで否定するようなことを言われたりすることもあり
精神的にかなりキツいバイトだった。
続けて頑張ったらかなり稼げたと思うけど
心の平穏を取ることにした。

いま思い出せるのはこれくらい。

いろんな仕事の裏側を見られて楽しかった。
また何かやりたいな。

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2 Responses to “学生のときにやったアルバイトを並べてみる”

  • 2008/10/13 21:30

    交通量調査やったことあります。
    交替で夜の高速道路。
    お金よかったです。

  • 2008/10/14 00:11

    アンケート調査やったことあります。
    若い人は協力的で、やりやすかったんですけど
    お年を召した方は、説明してる間になぜか昔話になったりと
    調査協力していただけなかったわりに、時間をとられた思い出があります。
    バイト代はなかなか良かったです。