『アヒルと鴨のコインロッカー』に敗北感

変なタイトルの作品。
友人に誘われて、映画版を見てきた。

原作は伊坂幸太郎の小説。
友人がこの作品をみたがった理由は
「あの作品を、どうやって映画で表現するのかみてみたいから」
というものだった。
原作を読まずに映画をみて思ったのは
「あの作品が、どうやって小説で表されているんだろう」
ということだった。
というわけでさっそく取り寄せて読んでみてるとこ。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎 (著)



小説からと映画からで入り口は違ったが、
両者ともこの物語に触れて得たのは
心地よい「やられた感」。
ミステリーものはしばらく敬遠していたのだが、
ちょっと見直した。
せっかくだからこの勢いで
伊坂幸太郎をいくらか読んでみようかと思うんだけど、
困るのは友人の中に伊坂幸太郎好きが何人かいること。
何となくこう、わかるだろうかこの敗北感。

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2 Responses to “『アヒルと鴨のコインロッカー』に敗北感”

  • なつ

    2007/08/22 10:09

    伊坂幸太郎は2冊読んでちょっと飽きちゃったんだけど、面白いんなら読んでみようかな。私は「ラッシュライフ」がおすすめです。

  • 2007/08/23 21:16

    敗北感ただよっても、読む価値ありですよ。
    というコメントが敗北感を増殖させるのでしょうね。(笑)