あの気恥ずかしさは何とかならないのかと思うこと その2

ファミリーレストランへ行くといつも思う。
あの名前は何とかならないのだろうか。

「大地の恵みの雑穀ごはんと若鶏の野菜あんかけ健康御膳」とか
「朝取り玉子ふわふわオムライスの特製ドミグラスソースがけ」とかいうの。

nanaco の場合は恥ずかしいだけだが、
こっちのはそれに加えてめんどくさい。

かといって「これ」と指さしたり
「若鶏の御膳」などと略して言ったりすると
店員さんに
「この人、これ読むのがこっ恥ずかしくて、
 でもどうしても食べたかったからやむを得ずそういう手を取ったのね」
などと思われそうで悔しいではないか。

なので、あえて滑舌よく読むというのを試してみている。

「あさどりたまごふわふわおむらいすのとくせいどみぐらすそーすがけ」

と、丁寧に丁寧に発音する。

これだと、
「こういう長い商品名って滑稽な空気を作り出しますよね」という
みんなが思っていることをその場にいる全員で共有できて、
店員さんもくすっと笑ってくれたりして、
何だか和やかな雰囲気を醸し出せてなかなかいい。
いいの。

でもこれをやるときは気をつけなければならない。
間違って舌を噛んだりすると、
そのあと手こねハンバーグたっぷりキノコの和風おろしソースを楽しめなくなるから。

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4 Responses to “あの気恥ずかしさは何とかならないのかと思うこと その2”

  • 2007/06/06 14:03

    そのように丁寧に言ってくださると店員も何となく嬉しいですよ。
    店員が持っているハンディ機には「若鶏あんかけ膳」と略してあるから、店員も覚えられなくてメニュー表見ながら復唱すること多々あり。同じく噛まないように気をつけますが「あ、噛んだね!」と突っ込まれると、それはそれで和みます^^
    「これ」と指をさすだけだと「漢字読めんのんか」と思います~。
    「山盛りポテト」を「大盛りポテト」と知ったげに注文されるとどっちで復唱しようか悩みました。
    以上、元店員でした。

  • 2007/06/06 21:30

    ファミレスではないけど元店員としても、
    そういった“あえてやってやるぜ”なお客様は
    場も和んで仕事が楽しくなります♪
    でも、ホント舌噛みそうな名前ですよね(笑)

  • 2007/06/07 02:20

    オレっちは「中国風粥」を頼むとき、真顔で「ちゅうごく、かぜがゆ!」と頼んで店員の顔をじっと見つめます。マニュアル通りに動いていた店員さんが「うぷっ」と噴き出し、そこから人間と人間の会話が始まるのでした。
    マスナガさんって、こういうの得意そうだと思うのですけど、いかがでしょう。

  • 2007/06/07 10:44

    >ダジャるさん
    いるいる。わざと店員の反応を見る人。私は「うふっ」って噴出してあげてました。しょーもなくても。カープの達川さんのものまねをしながらオーダーする人もいましたねぇ。無反応の店員だったらがっかりですね(笑)