タクシーの乗り合わせを活性化させる表示板

といっても直接見たわけじゃなくて、
ニューヨークで行われたタクシー展示会のニュースから。

↓これ。

電光掲示タクシー

Used with permission from CNET Networks, Inc., Copyright 2007. All rights reserved.

屋根のところに電光表示があるだけなら
それほどのことでもないかもしれないが、
その使い方が素晴らしい。

Photos: Rethinking New York’s taxis | CNET News.com

Its signage concept, by Antenna Design, visually broadcasts where the cab is headed and whether the passenger is interested in sharing a ride (and splitting cab fare), in addition to whether the cab is on or off duty.

要するに空車かどうかといった当たり前の情報に加えて、

  • 現在どこに向かっているか
  • 乗客が誰かと乗り合わせたい(=割り勘にしたい)と思っているかどうか

も表示することができるという。

上の画像の場合、
“RIDESHARE” となっているから
この乗客は乗りあわせを希望していることがわかるわけだ。

タクシーに乗る度に
「うまいこと乗り合わせる方法はないものか」と思う。
同じ所から乗って同じ方に向かうタクシーがたくさんあるからだ。

タクシー代云々の問題もあるが、
燃料もその分余計に使うわけで
実にもったいない。

だからといってタクシーを待っている人たちに
「どこ行きですか?」と聞いて回るのもめんどくさいし
そういうことをすると大抵は変人扱いだ。

その問題を多少なりとも緩和できるこのタクシー、
ぜひ日本でも導入してもらいたい。

もっとも、乗り合わせが増えれば増えるほど
タクシー業界全体の収益は減るわけで
そこのところが障壁になりそうな気はするけど。

元サイトでは他にもいろんなタクシーが紹介されているので、
関心のある方はどうぞ。

関連エントリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加