任天堂がうどん店に

お気に入りの回文について書いたので
ついでにWikipediaで「回文」をひいてみたらあるわあるわ。

その中から気に入ったやつをいくらか。

回文 – Wikipedia

俺と森本レオ(おれともりもとれお)

どういう関係なんだろう。

リモコンてんこ盛り(りもこんてんこもり)

100円ショップで買ってきた籐のカゴにリモコンてんこ盛り。
そういう家よくある。

相談とはとんだ嘘(そうだんとはとんだうそ)

実は誘い出すための口実だったわけだ。

任天堂がうどん店に(にんてんどうがうどんてんに)

Wiiが売れなかったのだろうか。

手伝うよ何度もどんな用だって(てつだうよなんどもどんなようだつて)

けなげに尽くす様が思い浮かんでちょっと切なくもなる。

ヘアヘアリキッドけつにつけどっきりアヘアヘ
(へあへありきっどけつにつけどっきりあへあへ)

よい子のみんなはマネしちゃダメだよ。

永き世の遠の眠りのみな目ざめ波乗り船の音のよきかな
(なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな)

これは有名なやつ。
七福神の宝船の絵にこの歌を書いて枕の下に置くと
良い初夢がみられるという。

そして、いくつもあったなかで
「これは美しい」と感嘆したのがこれ。

白雪は今朝野良草の葉にもつも庭の桜の咲けば消ゆらし
(しらゆきはけさのらくさのはにもつもにはのさくらのさけはきゆらし)

季節の移り変わる様子を
回文で見事に歌い上げている。
いったいどんな考え方をしたら
これ程の作品ができるのだろう。

自分でも何かできないかと思ったのだが、
そういえば小学生の頃
「胃潰瘍良いかい」
というのを作ったことがある。

それ以来
誰か胃潰瘍で入院しないかと待っていたものだった。

「不謹慎」という言葉を知ってから封印したが。

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7 Responses to “任天堂がうどん店に”

  • 2006/09/26 11:32

    すごいです!
    回文もここまで来たら芸術ですね。
    僕が昔作ったのは 「芋想い」です。
    ・・・失礼しました><;

  • 2006/09/26 21:02

    これまでに個人的に一番ウケた回文は
    「宇津井健氏は神経痛」(うついけんしはしんけいつう)
    というものでした。

  • 2006/09/26 21:41

    > iroenpitsuさん
    ついでに、
    「芋想いで胃も重い」
    にしてはどうでしょう。
    芋食い過ぎたらこうなります。

  • 2006/09/26 21:42

    > ohkoshiさん
    それもよくできてますよね。
    実際、宇津井健氏は神経痛なんでしょうか。

  • 2006/09/27 12:58

    英語の回文はどうなっているかというと

    回文の話をついでにもう一つ。 英語でも回文はできる。 (日本語部分はマスナガ訳)…

  • 2006/09/28 21:50

    広島の方言も
    かなり使いこなせるようになりました。
    何なんナ
    これも回文。

  • 2006/09/30 10:08

    > はるるさん
    たしかに。「何なんナ」って回文ですね。
    回文である以前に変な響きの表現ですが。