これぞ次世代の自動車

自動車に興味がない人にも、
ぜひ知ってもらいたい
自動車の話がある。
知人のつてで、
ちょっと面白い車に乗ってきた。
メルセデス・ベンツ CLK カブリオレ
これはちょっと
なかなか乗る機会のない車だ。
それは、
メルセデスだからでもなければ
オープンカーだからでもない。
ドイツ製のオープンカーという点では
いつも乗っている車と同じだ。
もちろん
そのへんをちょろちょろしてる車とは違うが、
それでも取り立てて稀少な車というわけではない。
では何が特別かというと。
今日乗ったやつは、
ディーゼルなのだ。
この話をすると、
大抵こういう反応が返ってくる。
え?ディーゼルのベンツ?
 そんなのあるの?

あるの?もなにも、
西ヨーロッパでは今や
ディーゼルのシェアは50%を越えているのだ。
排気が汚いとか
音がうるさいとか
パワーがないとか
日本ではさんざんなイメージを持たれているディーゼルエンジンだが、
これは大きな誤解である。
実際に乗ってみればわかるが、
現代のディーゼルは
十分なパワーと静粛性を獲得している。
むしろ、
低速でのトルクは
ガソリンエンジンを大きく凌ぐ
それでいて、
燃費はガソリンの半分以下だ。
浄化システムが進歩したため、
排気は実にクリーン
匂いも気にならない。
ボッシュ社の説明を見ればわかるが、
今やディーゼルは、
クリーンな排気と低燃費を誇る
次世代のエンジンなのだ。
今日乗ったCLKは
わざわざドイツから運んできたものだが、
メルセデス・ベンツはこの秋から
ついにディーゼル車を正式販売することになったらしい。
いまどきガソリン車なんか乗ってんの?
という言葉が飛び交うのも、
そう遠くないかもしれない。

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