日傘の脅威から身を守るために気をつけていること

最初におことわりしておきますと、
日傘をさすこと自体を非難するものではありません。
紫外線から身を守る手段のひとつですしね。

ただ、怖い思いをしてる人もいるんだよということは
知っておいていただけるといいなと思います。

日傘の脅威

春です。だんだん日射しも強くなってきました。
この時期から日傘をさす人が増えてきますね。

この日傘で恐ろしい思いをしたことが何度もあります。

日傘をさした人とすれ違うとき
傘の骨の先端部分が眼球をかすめるんです。
一歩間違えば惨事につながりかねない。

幸いにしていまのところ実際に接触したことはないけど
日頃気をつけておかないと危ないな、と思います。

日傘がこわい理由

尖ってる

多くの日傘は、骨の先端が尖ってませんか。
刃物みたいになってるわけじゃないけど、
少なくともコンビニで売られてる雨傘のように
丸みを帯びたキャップがついてるやつはあまり見ない。

サイズやデザインや構造の都合があるのかもしれないけど
ともかく日傘は危険な形をしているものが多いように思います。

高さのバランス

日傘をさしている人と自分の身長差の都合で
ちょうど傘の骨先が目の高さにくることが多いんです。
まずこれがおそろしい。

当人は気づかない

たぶんだけど、日傘を持っているご本人は
その危険に気づいてないことが多いと思います。

自分の傘の骨が自分の方に向くことはないし、
他の人の傘とすれ違うときも双方の傘のサイズ分は
自然と距離を取ることになるし。

雨傘とは状況が違う

雨傘も同じ危険をはらんでいるんだけど、
雨の時はだいぶ状況が違います。

晴れの時と比べて傘を差している人が多いので
前述のように「自然と距離を取る」ことになるし、
雨の日に自分の傘から雫が滴っていることにはさすがに気づくだろうし。

まあそれでも意に介すことなく水を飛ばしたり垂らしたりする人はいますけど
日傘の脅威と比べたらその被害は些細なことじゃないかと思います。

360°

傘の骨は360°に張り巡らされています。
仮にすれ違う人に気づいて傘をそっとよけても
反対方向に人がいるかもしれない。

いるかもしれないっていうか
それで不意打ちを食いそうになったことがあります。

身を守るために

それでもこの脅威はなかなか消え去らないので
あとは自分で身を守るしかないですね。

近づかない

まず日傘を差している人に近づかないように気をつけてます。
できるだけ距離を置いてすれ違えるようなコース取りを心がける。

手をかざす

なかなかうまいコース取りができないときは、
日傘とすれ違うとき自分の目の高さに手をかざすようにしてます。

おでこを掻くなどして、自然にできるような配慮ができるとよりよいですね。
しませんけど。

顔をそらす

距離を置くこともできず、両手がふさがっていてガードすることも難しいときは
顔をそらすだけでもかなり危険は低減できると思います。

まあ後頭部には刺さるかもしれないけど
眼球をやられるよりははるかにマシ。

禁止の場所もある

先日「桜の通り抜け」へ初めて行ってみました。
造幣局の南門から北門までの560メートルの間で
見事に咲き誇った桜を見られるイベント。

その入り口で、誘導の係の方が拡声器でしきりに「日傘は禁止です」と言われてました。

確かにあの混雑の中での日傘はかなり危険。
禁止は妥当な判断だと思います。

最低限お願いしたいこと

どこもかしこも禁止というわけにもいかないと思いますけど、
この2点をお願いできると危険はだいぶ減るんじゃないでしょうか。

  • 人混みでは差さない
  • 人とすれ違うときは周囲に気をつける

どうかお願いします。

「自分は鋭利な金属を張り巡らせて歩いている」ことを理解していただけると
だいぶ平和になると思います。

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