後から出てきたものの影響でもとからあったものの名前が変わる例

もとからあったものの呼び名が後から出てきたものの影響で変わるということがある。

もともとお寿司は周回なんかしないのに、「回転寿司」が広まりすぎたために「回らないお寿司」という言い方が生まれたり、懐炉は貼り付けるものじゃなかったのに、「貼るカイロ」があまりに便利で一般的になったために以前からあったのが「貼らないカイロ」と呼ばれたり。

昨日新たにこれの仲間を見つけた。

食べるヨーグルト

確かにそのメーカーは飲むヨーグルトを作っていて、そっちの方がよく目に付くので「買ってみたら飲むやつじゃなかった」というのを避けるために「食べる」と明記したんじゃないかと思うんだけど、それにしても「食べるヨーグルト」は衝撃的。

他にも例があったら教えてください。

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h3>追記

こういうのには名前がついていて「レトロニム」と呼ばれるそうです。

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6 Responses to “後から出てきたものの影響でもとからあったものの名前が変わる例”

  • Anonymous

    2010/04/18 14:17

    「洗い流すトリートメント」が思い浮かびました

  • 2010/04/19 10:32

    「貼らないネイル」
    もともとネイルは貼るのではなく、生えるものでしたよね。

  • そーいち

    2010/04/19 12:10

    「ギアつきバイク」なんてどうでしょう。

  • えこん

    2010/04/20 09:59

    「固定電話」は携帯電話からの派生かなと思いました。

  • 2010/04/27 05:49

    もうどっちもほぼ使いませんが…
    CDウォークマンが出て来た時に、
    それまで使ってたウォークマンを、
    カセットウォークマンと呼び変えた記憶があります。

  • たむら

    2011/06/04 17:04

    「ある言葉の意味が時代とともに変わってきた場合に、古い意味を表すために後から考案された言葉」をレトロニムと呼ぶそうです。

    レトロニム一覧 – Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A0%E4%B8%80%E8%A6%A7