普通の波と津波の違い

なん吉さんのこの発言を受けて。

Twitter / なん吉

津波と普通の波の違いをもっと知らせるべき!1mの波と1mの津波はまっっっったく違うの!

確かに両者の違いを知らなかったら、津波情報を見て
「あー1メートルぐらいなら大したことない」とナメる人がいるかも。

実際、Twitter なんかで
「見に行きたい」という感じの発言も見受けられたので
注意喚起も兼ねて書いてみます。

津波に詳しくもないのに「注意喚起」などと書くのは
おこがましい気もするけど、
これによってわずかでも被害を減らせる可能性があるならいいや。

ただ、下手なことを書いて誤解を生んでもいけないので
Wikipedia に頼ることにします。
間違いや補足があったらお願いします。

そもそも津波とは何か

波の高さとは関係ないですね。

津波 – Wikipedia

津波(つなみ)は、海域での地震(プレートによる)や海岸地域で起こる地滑り、海底火山の活動、海底の地滑り、海洋への隕石の落下など気象以外の要因によって引き起こされ、海岸線に到達して被害を及ぼす可能性のある高波である。

ちなみに

もともと日本語だが、20世紀後半以降は広く国際的に「Tsunami」と呼ばれている

普通の波の発生

普通の波は、単に海面がデコボコしてるだけ。

海上では普段から偏西風や低気圧(気流)、月の引力などの影響を受け少なからずデコボコが生じる。2mの普通の波とは、このデコボコの差が2mあるだけの事で、波長や波を形成する水量は比較的少なめで、2mの普通の波が海岸に達した所で海岸付近の地域に被害をもたらす事はそう多くない。

津波の発生

津波は表面がデコボコしてるだけじゃなくて、
巨大な水のかたまりが押し寄せることで海水面が盛り上がった状態。

2mの津波とは地震などによる海底の隆起または沈下により海水面自体が普段より2m盛り上がり、それが海岸に向かって伝わっていく、言い換えれば2mの水の壁が海岸めがけて海上を走り、岸壁にぶつかると同時に水の壁は崩壊し一気にとてつもない水量が海岸地域を襲うということである。

なん吉さんのこの表現がわかりやすいくていいかも。

Twitter / なん吉

津波の高さの後ろ側は同じ高さだと思えばいい。だからパワーが普通の波と違う。

押し寄せる水量の違い

「高さ」が同じでも、普通の波と津波では
押し寄せる水の量が圧倒的に違いますね。

2メートルの普通の波の場合

津波 – Wikipedia

2(m)×波長数(m)×0.5×約0.5×海岸の距離(m)で、海岸1mに押し寄せる波の水量は波長3mとして1.5m3(=1500リットル)、ドラム缶数本分である。

ところが2メートルの津波だと

2(m)×波長数十km(m)×0.5×0.5×海岸の距離(m)で、海岸1mに押し寄せる津波の水量は波長10kmとして5,000m3(=5,000キロリットル)、競泳用プール2つ分となる

というわけで

普通の波の感覚で津波情報を見て判断しない方がいいと思います。

「いくらなんでもビビりすぎじゃないか」
というほど注意してもまだ足りないくらいだと思っていいんじゃないかな。

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One Response to “普通の波と津波の違い”