ずっと読まれている名作マンガ

以前高校生と毎日顔をあわせる仕事をしていたので
彼らが読んでいるマンガを目にすることもあったんだけど、
見た限りで「誰もかもが読んでいるマンガ」は
どうも20年前から変わってないんじゃないかという気がする。

特に男の子がよく読んでいたものに偏るけど、
記憶に残っている限りではこの4作品がやたらと目立っていた。

このあたりはもう必修科目のようで、
読んでないとネタのベースになる教養が身につかないぐらいの扱い。

連載期間を見ると

一番新しいスラムダンクでも
もう20年近く前に始まった作品。
終わってからも10年以上経っている。

ところが最近のマンガで
誰もが読んでいるようなのはあまり見あたらなかった。
デスノートぐらいかな。
それでも、みんなで回し読んでる勢いが
上の4作品ほどには感じられない。

その後もずっと新しいマンガは出続けているのに
20年経っても相変わらず男の子たちは
あべしとかひでぶとかたわばとか
オラに元気をとかクリリンのことかとか
ありのまま今起こったことを話すぜとか
あきらめたらそこで試合終了ですよとか言っている。

自分が読んでたマンガを今の高校生も読んでいることに感銘を受けつつ、
もう「みんな読んでる」マンガは出てこないんだろうかと
ちょっぴり切ない気持ちになったりもした。