Twitterの投稿は削除したつもりでも消えてない

少し前から Twitter のサイドバーに検索窓がついている。

検索語の前後に区切り文字がないとヒットしないので
日本語の投稿なんかはまだうまく拾えないんだけど、
それでもなかった頃と比べたらずいぶん便利。

ところでこの検索機能を使っていて
変なことに気がついた。

ある語句を検索するとある投稿がヒットしたので
前後の文脈を見ようとして投稿者のページに行ったら、
いくら探してもその投稿が出てこない。

ここでちょっとテスト。

  1. 何か適当に投稿。他の語句にまぎれないように “MathagrowthPenthesis” などと無意味な文字列を入れてみた。
  2. その文字列で検索してみる。
  3. ヒットする。まあ当然。
  4. その投稿を削除する。タイムラインからは消えていることを確認。
  5. もう一度同じ文字列で検索してみる。
  6. 出た。削除したのに。
    テスト。 MathagrowthPenthesis

  7. 検索結果から個別ページへのリンクをクリックしてみる。
    3 minutes ago

  8. 「そのページは存在しません」
    That page doesn't exist!

たぶんだけど、Twitter では
投稿を削除してもデータが削除されるのではなく
「削除済みフラグ」か何かが立つようになっているんだと思う。
で、タイムラインや投稿数を表示するときは
そのフラグが立っている投稿を無視する。

ところが検索結果を表示するときは
削除済みフラグをチェックしてないんじゃないだろうか。
だから削除したはずの投稿も検索結果には表れる。

これが仕様だとは考えにくいなあと思ったんだけど、
よく考えたら他の検索エンジンにクロールされていれば
いくら Twitter 上で削除しても検索結果に出てくるわけで、
本家の検索でだけ出てこないというのも変な話。

実はこれが
「削除したって、なかったことにはできないんだよ。発言に注意。」
という Twitter からの警告だったらおもしろい。

追記

その後、削除された投稿は検索対象から外れたようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

One Response to “Twitterの投稿は削除したつもりでも消えてない”

  • endli

    2009/09/22 09:35

    削除したつもりの自分の投稿がいくつも検索に出てきたので、「どういうことだ??」と思ったのですが、仮説に納得。
    有難うございます。
    Twitterからの警告と受け止めて、発言には注意します。