喋れれば良いというものではない

ハワイには日系人がたくさん住んでいる上に
日本からの観光客も多いので、
日本語を話す人が多い。

だが、当然ながら
意味が通じることと適切に話せることは違う。

ハワイ某所の小綺麗な感じのレストランで
お手洗いに行こうと席を立った時のこと。

やや広めの通路には
休憩用のソファが置いてあり、
そこには品の良い老紳士が座っていた。

食後の一休みなのだろう。
実に穏やかな表情でゆったりとくつろいでいるご様子。

目的の場所がなかなか見つからず
きょろきょろしながら歩いていると、
その老紳士が日本語で話しかけてきた。

流暢な発音で
「便所?あっちあっち。便所あっち。」

…Thank you, sir.

ご親切にありがとうございます。
そして日本語お上手ですね。

ただ、このような場所では
「お手洗い」の方がよろしいかと。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加