30年以上前に描かれた宮崎駿の『シュナの旅』を久しぶりに読み直してみた

1983年に発行されてるからもう33年前の作品か。

だいぶ前に読んだこの本のことをふと思い出して Amazon で探してみたらあった。

漫画と言えばいいのか絵本と言えばいいのかわからないんだけど、オールカラーで文庫サイズの1冊。買って読み直してみました。

思い出したきっかけ

たまたま耳に入ったメロディーに聞き覚えがあって「これ何だっけ」と思ったら『テルーの唄』という歌でした。スタジオジブリのアニメーション映画『ゲド戦記』の挿入歌。

「そういえば『ゲド戦記』の原案は『シュナの旅』なんだっけ」という流れで思い出しました。

内容(ネタバレなし)

シュナという人がいて、旅をします。

その他の作品への影響

読んだら、あるいは見たらわかるんだけど、他の宮崎駿やスタジオジブリ作品と共通するものがたくさんあって、このへんブレてないんだな、と思います。

風の谷のナウシカ
全体的な雰囲気がよく似ている。同じ世界の話なのかもしれない。これ『シュナの旅』の発刊と同時期に連載されてたんですね。
ゲド戦記
お話のプロットが共通している。原作はアーシュラ・K. ル=グウィンの小説『ゲド戦記』の一部らしいんだけど、作品の原案は『シュナの旅』とのこと。

天空の城ラピュタ
なんかしっぽがものすごく太くて目が赤いネズミみたいな生き物。「ミノノハシ」というらしい。他の作品にも出てるみたいなんだけどよく覚えてない。
もののけ姫
ヤックル

何か他にもいろいろ共通点あるんじゃないかな。

あと「ヒロインがナウシカっぽい」っていうのもあるんだけど、まあそんなことを言い出したらきりがないのでこのへんで。

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