スマートフォンの無料ゲームをダウンロードしなくなった

あくまで個人の好みの問題だから、作ってる人もやってる人も気を悪くしないでくれるといいなあ、と思いながら書いてます。

無料のやつやらなくなった

スマートフォンというものを初めて手に入れたときは、いろんなアプリケーションを片っ端からインストールしてみてました。

ゲームにいたっては「これでもか」というほどたくさん、しかも無料で提供されていて、楽しい時代になったものだ、と思ったものです。

けれども最近、無料で提供されているゲームをダウンロードしなくなりました。有料版はちょくちょく買うんだけど「基本プレイ無料」のやつは新たにやってない。

クオリティの問題じゃない

初期の頃は有料アプリの方が高品質で「やっぱりよくできたゲームをやりたかったらお金を出して買わないと」と思ってたんだけど、今はそんなことありませんね。どうかしたら無料のやつの方がよっぽど予算をかけてしっかりと作り込まれてる。

無料ゲームをダウンロードしなくなったのは、クオリティの問題じゃない。

無限ゲームが苦手

無限ゲームって勝手に呼んでるんだけど、要するに終わりのないゲーム。

なんかこう、ストーリーがあって話が進んでクリアがあるゲームが好きなんですよ。

もちろん「やり込み要素」っていうんですかね、今のゲームは2周目以降も楽しめたり、サブクエストを続けられたりしてクリア後にもいくらでもやれることがあるんだけど、それにしても「いったんこれでクリア」というところがほしい。

無限に続くゲームはどうも苦手なんです。

お金を払う対象が違う

無料でダウンロードできるゲームはたくさんあるんだけど、趣味や善意で作られているものを除けば何らかの方法で開発費を回収しないといけませんね。

そのため、ある程度すすんだところで魔法石なりジェムなりエメラルドなりをリアルマネーで買わないと、できることがあんまりなくなってしまう。

たくさんの人がどっぷりはまるほど出来のいいゲームだったら有料で売り切るよりその方がはるかに大きな収益につながるんだと思うんだけど、仮に最終的に払う金額が同じだとしても、個人的には最初に払いきってしまうやつの方が好きです。

お金を払う対象がソフトウェアそのものではなく、サーバ代でもプレイ料金でもなく、ゲーム内でアイテムのフラグを立てること、というのがどうも自分のやりたいことと違う気がする。

回収の方法としては、広告が出るやつの方がまだ好みです。それでも有料版があるとなおよいけど。


まあゲーム内アイテムにお金がかかることと無限ゲームであることは密結合してて、両要素の組み合わせから生まれる収益でまた新たなゲームが作られるのだから、このスタイルはしばらく続きそうな気がする。

けどこれまでスマートフォンやタブレットでやったゲームで「これはよい」と思ってるやつは全部最初にお金を出して買うやつだったなあ。

『モニュメント・バレー』なんて好きすぎて「一気にやるのがもったいない」「けどやりたい」を心の中で繰り返してましたよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加