尊敬できる喫煙者の話

タイトルを曲解しないでね。
「喫煙者は基本的に尊敬できない」と言ってるわけではありません。

学生の頃、研究棟の中は禁煙で
喫煙者は廊下の突き当たりにあるドアを開けて
テラスのようになっている一角で吸うことになっていた。

残念ながら、多くの喫煙エリアと同じく
そこにはいつも吸い殻が散乱していたらしい。
近づかないようにしてたから惨状はあまり目にしてないけど。

自分が立ち入らないとはいえ、
たばこの煙が漂ってくるのと同じくらい
吸い殻が散らかるのが嫌いなので
これは何とかしないとな、と思っていたところ
友人が行動に出た。

彼は自他共に認めるヘビースモーカーで
当然その喫煙エリアを頻繁に利用していたんだけど、
ある日他の人が捨てていったすべての吸い殻を綺麗に掃除したあとで
こんな張り紙をした。自分の名前つきで。

吸い殻ぐらい掃除せえ!同じ喫煙者として恥ずかしい!

「喫煙者は肩身が狭い世の中だ」というのを聞くと
ちょっぴり気の毒な気もするんだけど、
彼みたいな人ばっかりだったら
そこまで暮らしにくくもならなかったんじゃないかなとも思う。

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