お菓子などを「おひとつどうぞ」と勧められたとき

先日セミナーイベントの講師をやらせてもらったとき
手元に明治アーモンドチョコレートがあったので
近くの席に座っていた他の講師の方々にもお勧めしてみた。

みなさん「ありがとうございます」と言って食べてくれたんだけど、
その中のお一人からは後でもうひとアクション。
「もうひとつもらっていいですか。」と言われた。
どうぞどうぞ。

これ、何だかとっても嬉しかった。

一口程度のおやつをお勧めしたら
まあだいたい食べてもらえるとは思う。

でもそれは特に断る理由もないからという程度かもしれないし、
実は大好物でこれがないと生きていけないというほどかもしれない。

オファーした方からするとどっちが嬉しいかというと
これはもう後者に決まってる。
そこまで喜んでいただけたならお勧めした甲斐があるというもの。

これを逆の立場で考えてみれば、
人からお菓子なんかを勧められたときに
遠慮する必要はまったくないことがよくわかる。

遠慮する必要はないというより、
少しでもほしいと思う気持ちがあるのなら積極的にいただいた方がいい。

「もうひとつもらっていいですか」と言うだけで

「いただいたのは自分の好きなものでありますし、
 先ほど食べてもやっぱりおいしゅうございました。
 勧めていただいたことに感謝しています。」

という気持ちを伝えることができる。
しかもチョコをもうひとつ食べることができるし。

ただしこれはもちろん
箱の中に十分な数が入っているとわかっている場合に限る。

ご本人がまだ十分に召し上がってなくて
あと3粒ぐらいしか残ってなかったら
「はい、どうぞ」というご返事が
「あ、はい、どうぞ」になっちゃうかもしれない。

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