Twitterばれ対策は逆転の発想で

「ブログばれ」という言葉は前からよく見るけど
最近は「Twitter ばれ」がよく話題になる。

友人や同僚や家族に見つからないように Twitter をやってるのに
何かの拍子に、あるいは発言内容などから
やっていることが、さらにはアカウントがばれてしまうことね。

今のところ耳にするのは
ばれて困ったことになったという話じゃなくて
会社で Twitter が話題になるたびに恐い思いをするとか
家族にばれそうで恐いとかそういうの。

演じているキャラや発言内容の都合で
知人にばれてしまうと非常に具合が悪いという事情もあるのでしょう。

だから実は「出勤なう」などとポストしまくっているくせに
「Twitter やってる?」と聞かれたら
「つ、ついったー?何ですかそれ知りません!」
などと答えている人もいるんじゃないだろうか。

ばれるのを避けるために、
Twitter の話題から遠ざかったり知らないふりをしたり
発言内容から足がつかないように注意しながら投稿したりと
いろいろご苦労も絶えないことでしょう。

そういう Twitter ばれ対策は
むしろ逆転の発想でいった方がいいんじゃないだろうか。

ひとつ新しいアカウントを作って
もうどこからどう見ても自分を表しているユーザー名とアイコンにして
「今週もがんばろう」とか「雨が降ってます」とか
極めて差し障りのない発言を週1回ぐらいして
友人同僚家族に「これ!これ俺のついったー!」と宣伝しまくる。
それはもう鬱陶しいぐらいにしつこく宣伝。

こうしておけばもう
「この人の Twitter アカウントはこれ」と認識されるので
本アカウントを探られる危険は少なくなるんじゃないかな。

気をつけないといけないことがいくつかあって、

  • あまり頻繁に発言しない。
  • 使いこなさない。
  • 本アカウントのフォロワーをフォローしない。

というあたり。

3つ目はまあそこから足がつく可能性を下げるためだけど
頻繁に発言したりリプライだの RT だの高度な技を使ったりすると
「じゃあ Twitter のことは○○さんに聞こう」ということになり
自分と Twitter が関連づけられることで危険度が高まる。

というわけで、
実はもう2,000フォローの50,000ポストぐらい行ってたり
解説記事が書けるぐらい使いこなしてたり
自分で bot やサービスを作ったりしてても
「一応やってみてるけどよくわかってない奴」キャラを作り
それを前面に押し出すことで本アカウントを守るというのが
一番安全なんじゃないだろうか。

まあばれて困るような言動をしなければいいだけの話ですが。

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One Response to “Twitterばれ対策は逆転の発想で”

  • 2009/11/18 22:36

    刑事コロンボで、犯人たちが故意に自分を怪しく見せて一所懸命コロンボをミスリードしようとしている姿のようです。
    少なくともコロンボでは、その努力が実を結んだことはありませんでした。