テレビ局が巨大なアフィリエイト企業になろうとしている

最近テレビ番組を目にすると、
何か商品を紹介したり話の流れの中で商品が出てきたりして
「詳しくは番組ホームページで」と表示されることが多い気がする。

単に買える場所や連絡先が書かれているだけのこともあるけど
番組ホームページからその商品が買えるようになっていることも多い。

買えると言っても、
テレビ局の倉庫に商品が置いてあるのではなさそう。
注文は、メーカーや取扱店に流れるんじゃないだろうか。

そこにマージンが発生するとしたら
これはまさにアフィリエイトだ。

視聴時間が短くなり依存度が下がったとしても
やはりテレビが強烈な影響力を持っていることには間違いない。
紹介されたサイトのサーバが落ちたとか
とりあげられた本の在庫が一気になくなったとかいうのは
よく聞く話。

いくら「アフィリエイトは儲かんないってば」といっても
さすがにこの影響力を使えばある程度の売上になるんじゃないだろうか。

巨大化したテレビ局の収益として十分ではないにしても、
広告費以外の収益源を持つというのは
重要なことなんじゃないかと思う。

「テレビ 広告費」とでも検索すれば
このキーワードに関する現状がどうなっているのか、
どういう流れにあるのかはだいたい見えてくる。
広告枠でスポンサーの広告ではなく
ドラマの番宣が流されることも増えてきた気がするし。

いままでのやり方がうまくいかなくなってきたなら
他の方法を求めて工夫するしかない。
これで少しでも収益が増えて、それによって制作費が確保できて
よりよい番組が作れるという流れにつながればいいねと
そのようなことを思いますよ。

ただ、売らんかなの番組づくりにならないといいなあ。
そうなったら負の連鎖のはじまりはじまり。

なお「こうなんじゃないかな」という個人的な印象であって
根拠はまったくありません。
誰かそういうの得意な人が
裏付け調査みたいなことしてくれないかなーと書いてみるテスト。

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One Response to “テレビ局が巨大なアフィリエイト企業になろうとしている”

  • 2009/05/23 08:16

    もともと、CMそのものが
    「たぶん商品売れるから、先に手間賃払っとくわ」
    という意味ではアフィリエイトですよね。
    出来高払いじゃなくって、見込み額の前払いなんだけど、
    (出来高払いをアフィリエイトって言うんだよ!って怒らないでね)
    たとえ放送局ほどボリュームがあっても
    一般的なアフィリエイト(アマゾンとかの)では
    屁のツッパリにもならんのですが、
    通販番組というのはきちんとお金が動きます。
    ただ、地上波の場合、通販の放送時間というのは規制があるんです。
    24時間ショップチャンネル!とか、
    全部の民放でやられると困るでしょう?
    最近この規制いっぱいまで通販番組やることもあります。
    一方ではCMが売れないからと言うのもあるんですけどね。
    放送局にとっては
    CM>通販番組>>アフィリエイト
    なんじゃないかなあ。