目標管理、またはゴールが見えていると楽だという話

この週末に地元のマラソン大会に参加するので
最近ちょこちょこ走ってみている。
フルマラソンじゃなくて 10 km ね。

毎回気持ちも体調も違うし
走っている間にも変化するんだけど、
いつも同じことがひとつだけある。

どの 1 km と比べても
最も楽なのは最後の 1 km だということ。
最も疲れてるはずなのに、
精神的にも肉体的にもいちばん楽。

そして何度か走ってみると
9 km 以降は楽になることがわかってくるので
8 km の時点では「あと1キロで楽になる」と思えて
これも少し楽になってくる。

なにも走るときに限ったことではなくて、
「あとこれだけがんばればいい」
というのが見えているのは大切なことだと思う。

仕事をするときなんてまさに。
関わる人や関連する事柄が多いと
どこまでやったら終わりなのか
どこからどこまでがひとまとまりなのかわからなくなりがちだが、
これはなかなか辛い。

切れ目が明確じゃなくても
無理矢理にでもどこかに節目をつけて
「ここまでやったら一段落」と意識した方がよさそう。
そこまでやったらアイス食べていいことにして。

管理職の人などは「あなたの仕事はこれ」というのを
はっきり伝えてあげるといいんじゃないだろうか。
いいんじゃないだろうかというかそれが管理職の仕事か。

そいうえば小学生のとき
歩いて登校していて挫けそうになったら
「とりあえずあの電柱のところまで行こう」
などという決意を繰り返して
学校までたどり着いていたのを思い出した。

6歳のときから成長してませんか。

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One Response to “目標管理、またはゴールが見えていると楽だという話”

  • 2009/02/25 12:38

    > 6歳のときから成長してませんか
    6歳のとき早くも発見していた、ということにしましょう。