「死亡フラグ」について

こういうことをわざわざ書くのは実に興醒めなことだと思いつつも
ネタのつもりで言ったのに真に受けられて困惑した
という例を立て続けに見たので、
悲劇を繰り返さないために。

このブログを読んでくれてる人の中には
こういうことに詳しい人も多いかとも思うんだけど一応。

「死亡フラグ」と呼ばれるものがある。
簡単に言えば、物語の中で
「こうなったらその登場人物はたいてい死ぬ」
という条件のこと。

代表的なのが
「俺、戦争が終わったら結婚するんだ。」
といったセリフじゃないかな。
これを言った登場人物は
まず確実にその夢を果たすことなく死亡する。

これを元ネタとして、つい先日も Twitter で
「私、この仕事がすんだら結婚するんだー」
と発言している人がいた。

当人はもちろん
「ちょwww死ぬな」
などと言われることを (予想 | 期待) してたと思うんだけど
実際には
「そうなんだ!おめでとう!」
という反応が多数見られた。

仕事が終わる見込みがなくてやりきれないから
せめてそれをネタとして表現したかったんじゃないだろうか。
それに対して「おめでとう!」だ。
これは切ない。

というわけで、「そんなお約束知らんわい」という方は
頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

ただし、
ネタだとわかっていながらあえて「おめでとう!」と返す人や
事実なのにあえてネタの型に入れて発言する人もいるから
このへんまでくるともうわけがわからない。

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