店員さんのご厚意がかえって辛い状況を生み出す例

カフェにて。

案内された席は二人がけのテーブルがふたつくっつけてあって、四人座れるようになっている。

一人でコーヒーを飲みながらしばらくコードを書きたいだけなので、ふたつのテーブルを離して自分用のサイズにしようとする。

それを見た店員さんが「ありがとうこざいます、そのまま座っていただいて結構ですよ。広くお使いください。」

特に広くなくてもいいんだけど、せっかくのご厚意なので贅沢にも四人分の席にそのまま座る。

ここからはお察しのとおりです。

空いてるから詰めて座らなくてもいいよ、との店員さんのお計らい。

ところが、その後予想外にお客さんがたくさん来る。

次第に混み合ってくる店内。四人がけのテーブルを占領する人物がひとり。

徐々につらくなってくる。

そろそろテーブルをリリースしたいな、とは思うんだけど、最初に「そのままで」と言ってくれた店員さんの手前、まだ誰も困ってない段階で空けるのもなんだか「ほらいわんこっちゃない」と言っているようで何だかやりづらい。

ついに来店したカップルが席を確保できない状況が発生。

当初の予定どおり席を離しておふたりの分を確保。

店員さんから「何かすみません」と、どの部分についてだかよくわからない謝罪。誰も悪くないんだけども。

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