Windows 8 系の DSP 版はパーツと同時購入じゃなくても使っていいことになってた

OS の DSP 版ってありますよね。
OS のっていうか Windows でしか接したことないけど。

DSP は Delivery Service Partner の略で
個人が買う場合はパソコンを自作するときパーツとセットで購入して、
そのパーツを組み込んだマシンでのみ使える Windows ということでいいですか。

これがいつの間にか、そういうこと「だった」になってました。

DSP 版にセット利用の制限はない

Microsoft のサイトで確認したんだけど
どこにもセット利用が必須だとは書かれてないんですね。
販売もセットじゃなくて、堂々と単体で売られてる。

しかも Mac の Boot Camp や
VMware Fusion、Parallels Desktop などの仮想環境でも使っていいことになってる。

まず DSP 版とは何かというと

正規 Windows ライセンスの販売方法の 1 つであり、正規 OEM 製品販売代理店経由で提供される汎用パソコン向けの Windows ライセンスです。

とこれだけ見るとメーカーのパソコン上で使うためのもの
というふうに見えるんだけど、
使っていい環境としてちゃんとこう書かれてます。

DSP 版は、新規インストール用のライセンスで、アップグレード対象の Windows が入っていない PC 環境にてお使いになれます。アップグレード対象の Windows が入っていない PC 環境というのは、「デュアルブート環境」や「仮想化環境」も含まれます。

ということは新規インストールなら一緒に買ったパーツかどうかは関係ないし、
「デュアルブート環境」である Boot Camp や「仮想化環境」でも使っていいんですね。

これは助かる

MacBook Air に Windows XP が入ってて
さすがにもうサポートが切れたこれを使うわけにいかないから
新しい Windows を買わないといけないんだけど
正規版って何万円もするよね、と思ってたので。

いま Amazon で見たら、1万ちょいぐらいで買えますねこれ。

パッケージ版との違い

一番の違いはこれかなあ。

DSP 版は、Windows 8 Pro アップグレードパッケージと異なり、32 ビット版と 64 ビット版はそれぞれ個別に販売されています。

買うときに32ビット版か64ビット版か選ぶことになってる。
そしていったん買ったら両者間で変更はできないので
32ビットにしたけど64ビットに変えたい、というときは買い直しになります。

けどよっぽどの理由がなかったら64ビット版を選ぶから特に問題なし。

あとは DSP 版は基本的には個人利用のためのものなので

企業ユーザー様の購入の場合は 5 ライセンスまでのみとなります。

まあ企業でそれ以上使う場合はボリュームライセンスをお買いなさい。

一気に 8.1 へ

最近 Mac を使うことが多いから何年も Windows パソコン買ってなくて
手元では XP までのしか使ってないので
今回これで一気に Windows 8.1 まで飛ぶことになります。

XP -> Vista -> 7 -> 8 -> 8.1 であってますか。
どれだけ変わってるのか楽しみだ。

とりあえず TeraPad と IrfanView 入れればいいのかな。

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