「スコール」とは突発的な豪雨のこと、ではない

「スコール」というのは突発的な雨のことだと思ってたんだけど
そうではないと知ったときの衝撃といったらもう。

ご存じだったらごめんなさいよ。

スコールとは何か

スコールとは、突発的な風のことです。雨じゃなくて。

広辞苑 を引いても

スコール【squall】

急激におこる強風で、数分間続き突然止むもの。一般に降水や雷雨を伴う。

Longman Advanced American Dictionary を開いても

a sudden strong wind, especiall one that brings rain or snow
(突発的な強い風で、特に雨や雪を伴うもの)

Wikipedia に聞いても

スコール (squall) は、激しい天候変化(豪雨、落雷あるいは大雪など)を伴う急激な風速の増加現象である。

雨や雪を伴いはするものの、
スコール自体は風のことのようです。

大元のソースは見つけられなかったんだけど、
具体的にはこのように定義されているとのこと。

スコール – Wikipedia

1962年に世界気象機関 (WMO) はスコールを「毎秒8m以上の風速増加を伴い、最大風速が11m/秒以上で、1分以上継続する」ものと定義した。

英語だと、突発的に短時間降る雨は
squall じゃなくて shower が一般的でしょうか。

飲み物の方のスコールは

「愛のスコール」の方も
恵みの雨の印象で名付けちゃったのかな、と思ったんだけど

「スコール」という名前 – スコール「愛のスコール」デーリィ南日本酪農協同株式会社

デンマーク語で「乾杯」という意味です。初代・木之下社長がデンマーク在住の友人の家を訪ねた時に決めたといいます。

別の言葉だった。

と思ったら、続きがあって

もう一つの意味は、熱帯地方の「スコール=夕立」です。戦争で熱帯地方に行った友人から、現地では暑さを和らげ、作物に潤いを与える「干天の慈雨」の意味があると聞いていました。

君もか。

参考資料

スコール 185ml×30本
スコール 185ml×30本

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