電話で名前を名乗るときのマナーについて考える

初めての相手にお電話を差し上げるときなどは
自分が何者なのかを伝えるのに少々説明が長くなることもある。

そういうとき、日本語の修飾表現は
前から後にかかっていくことがほとんどなので
このような感じで言いそうになるんだけど

わたくし、ほにゃららの件で誰々さんといつぞやうんたらするお約束をいただいている○○と申しますが、

長いよ長い。

電話に出た相手がどこまでご存じかわからないから
説明が長くなるのは仕方ないんだけど、
名前をお伝えするまでが長い。

こういうときは、まず名乗ってから
どういう用件で電話してるのか伝えた方がスマートな気がする。

これでいいんじゃないかな。

わたくし、○○と申します。ほにゃららの件で誰々さんといつぞやうんたらするお約束をいただいていおります。

こういうので特に「長いなあ」と感じるのが
学生さんの自己紹介。
なぜか所属をフルコーラスで伝えるのが慣例になってるみたいで、

■■大学●●●●学部★★★★学科■■■■コース□□□□専攻の○○○○と申します。

先に名乗りましょう。

○○○○と申します。■■大学●●●●学部★★★★学科■■■■コースで□□□□を専攻しております。

特に必要でない部分は省きましょう。

○○○○と申します。■■大学で□□□□を専攻しております。

すっきり。

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