映画をエンドロールが終わるまで見るべき5つの理由

「べき」は言い過ぎかな。
「個人的にはその方がいいと思っている」
という程度に読み替えてください。

映画の最後に流れるエンドロールというかクレジットというか
あれを最後まで見る人と、すぐに席を立つ人がいるけど
個人的には終わるところまで全部見た方がいいと思ってるので
その理由を書いてみます。

  1. 後に何かあるかもしれない

    エンドロールの最中や流れ終わった後に
    最後の締めや次作につながる場面があるかもしれない。
    実際、そこを見ないと話がまとまらないという映画も多い。

    先日まで公開されていたとある映画では
    エンドロール後に重要なシーンが用意されているのに
    あまりに途中で帰る人が多いため
    映画館のサイトなどに
    「エンドロール終了後もストーリーが継続いたします」
    と書かざるを得なかった、ということが実際にあった。
    せっかくの粋な演出なのにいささか残念。

  2. そこまで含めて作品

    映画の作り手はエンドロールを
    「何でもいいから文字と音楽流しとけ」
    という態度で作ってはいないと思う。

    その作品を締めくくるにふさわしい見せ方や音楽を選んで
    そこまでをひとつの作品として作っているものが
    多いんじゃないだろうか。

    せっかく最後の雰囲気まで作り込んでくれてるんだから
    途中で席を立つのはもったいない気がする。

  3. 面白いことに気づくかもしれない

    例えばキャストの名前をじっと見ていると
    気づかなかったけど思わぬところに知っている役者が出ていたり
    ある人物が実は本人として登場していたりと
    面白いことに気づくこともある。

    作り手の遊び心に触れるいいチャンス。
    気づいた人だけが楽しめる隠れキャラみたいなものかな。

  4. 安全の問題

    さほど多くない経験からの比較だけど、
    日本の映画館では上映中の室内が比較的暗いように思う。

    特にエンドロールが流れているときなどは
    真っ黒な背景に文字が流れているだけということが多い。

    その中で狭い通路を大勢が一気に通ると
    ひっかかったりつまずいたりぶつかったりと
    少々危険な気がする。
    ちょっと待って明るくなってから出た方がお互いの安全のため。

  5. まだ見てる人がいる

    エンドロール後まで見るかどうかは個人の自由だけど
    上記のような理由もあって、他の人はまだ見ているかもしれない。

    そこで席を立ってはならぬというルールはないにしても
    最後まで雰囲気を楽しみたいと思っている人がいるなら
    その気持ちを慮るぐらいの余裕を持ってみてもいいんじゃないだろうか。

以上、いずれも
「席を立ってはならない」理由にはまったくならないけど
「最後まで見た方がいい」と思っているので書いてみました。

もちろんエンドロールの数分の差が一大事につながるような状況なら
急いで帰った方がいいと思いますが、
だったら映画を見るのは次の機会にした方がいい気もします。

関連エントリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2 Responses to “映画をエンドロールが終わるまで見るべき5つの理由”

  • hana

    2010/07/16 15:32

    本当にそう思います!!!

  • 2010/07/26 11:00

    映画をエンドロールまで観る派の5つの理由

    映画とひとことに言っても、恋愛映画、ホラー映画、ドキュメンタリー映画と、いろいろあります。今回は映画が終わった後のエンドロールについて。途中で席を立つ派の…