未来を予測することがいかに難しいか

『エヴァンゲリオン』を見たことがないと言うと
何考えてんのとかそれもう教養の問題ですよとか言われるので見た。
映画のやつじゃなくて、テレビシリーズの方。まだ最初の4話だけ。

放送は1995年10月に始まったようなので
もう14年も前の作品なんですね。

話の舞台は2015年という設定だけど
1990年代を感じさせるものが多数出てきた。

  • 登場人物が音楽を聴くのに、カセットテープらしきものを使っている。
  • 携帯のデザインが小型トランシーバーみたいなの。
  • ノートパソコンの液晶まわりの枠が太い。確かにあの頃はああだった。
  • 公衆電話が活躍してる。

このアニメの制作に関わっているのがどういう人たちなのかは
まったく知らないんだけど、
たぶんコンピューターやデジタルガジェットに詳しくて
今後世界がどうなっていきそうかを
よく考えているような人たちなんじゃないだろうか。

(たぶん) そんな人たちが集まって作っても、
1995年に描かれた2015年の世界を2009年に見ると
「懐かしい」感じになってしまう。

やっぱり未来を予測するのって難しいんだなあと思いましたよ。

いやでも先ほどのようになる可能性だって
むりやり考えれば思いつきますね。

  • 著作権のなんたらかんたらで規制が強化されてデジタル音楽機器は全て違法になり、カセットテープが復活する。
  • デザインの流行は繰り返す。
  • 非常事態にも壊れないことが最重要。画面の大きさより筐体の強度が優先される時代が来る。
  • 携帯通信事業者が過当な競争を続けた結果、ついに料金体系を維持することが不可能になり、携帯からの通話発信が高額になる。

いくつかは現実になりそうな気がしないでもない。

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One Response to “未来を予測することがいかに難しいか”

  • なつ

    2009/07/25 08:09

    パトレイバーでも携帯電話が存在してなかったですよね、確か。