「移行したいケータイキャリア」の調査結果に物申す

別に Softbank に恨みがあるわけでも au の肩を持ちたいわけでもないが、 それにしてもこの調査の結論には無理があるのではないだろうか。

価格.com – [価格.comリサーチ] No.009 利用したい携帯会社はどこ? キャリア選びのポイント徹底調査!

ブランドイメージでは相変わらず3社のトップを走るauであるが、1年前の時点と比べると、希望する移行先キャリアのトップの座をSoftBankに奪われるなど、目新しさ、斬新さ、料金の安さといった点で、ややかげりが見られるのも事実だ。

この調査によると、 どの携帯会社に移行するか決まっている人と移行を検討している人に 「どの携帯電話会社に移行したいですか?」と聞いた結果として Softbank が42.0%、au が36.7%。 よって移行先人気 No.1 は Softbank である とのこと。 いやちょっと待って待って。それはおかしくないかい。 移行希望先の数値を見るときに気をつけないといけないのは、 Softbank から Softbank へ移行する人はいないということ。 つまり移行先調査で Softbank と答えた人は docomo、au または Willcom のユーザーだということだ。 もともとユーザーが多い docomo と au が入った組合せ。 母集団が大きいのだから、 移行希望者が多くなって当然ではないだろうか。 ここは全ユーザーにおける割合ではなく、 対象となりうるユーザーにおける割合で考える必要がある。 Softbank へ移行する可能性のあるユーザーは docomo の44.6% + au の30.7% + Willcom の4.0%で79.3%。 それに対して au へ移行する可能性のあるユーザーは docomo の44.6% + Softbank の19.1% + Willcom の4.0%で67.7%。 Softbank 行きの可能性がある人 / au 行きの可能性がある人 ≒ 1.17 移行希望者の率で考えると、 Softbank が42.0%、au が36.7%なので Softbank 行き希望の人 / au 行き希望の人 ≒ 1.14 Softbank 行きの可能性がある人は au 行きの可能性がある人の1.17倍いるのに対して、 Softbank 行きを希望している人は au 行きを希望している人の1.14倍しかいない。 この調査結果をもって 移行希望先の1位は Softbank だと結論づけるのは ちょっと無理なように思うのだがどうだろうか。(1) こういう結論が出た理由として考えられるのは、
  1. 上で言っていることは間違ってる。やっぱりさすがカカクコムだよね。
  2. カカクコムの中の人がちょっと早とちりしちゃった。てへっ。
  3. Softbank からカカクコムに何らかの(以下略)
1または2でありますように。

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コメント / トラックバック 5 件

  • 2007/09/26 17:46

    私は3を推したいです。
    だって、松本清張とか半村良の小説にあるような
    ストーリーを予感させるじゃないですか。わくわく。

  • 2007/10/27 09:53

    価格COM(以下COM)ですから、そういうことはないと思います。そこらへんも踏まえての結果なのではないでしょうか?
    ましてや3などが本当にあれば問題になります。

  • 2007/10/29 10:07

    調査をするタイミングで母数の差に異なりがあるのは予想されているので、その分は差し引かれた比率になっている説と、調査自体は価格.comではなく外部にアウトソーシングしたので調査を行った外部の調査会社が以下略の可能性も

  • 変リー

    2007/10/29 10:50

    1。
    図11を見れば分かるでしょう。WILLCOMが入ってないけど。

  • 1

    2007/10/30 00:08

    この1は名前です ややこしくてすいません

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