年を取ったら筋肉痛が遅く出るという話について

運動してから2日後に筋肉痛が出るのは
とっしょりになった証拠だという話をよく聞くが、
実はそういうものでもないような。

筋肉痛が運動の翌々日以降に発生すると、「年取った証拠だよ」などと揶揄されることがある。これは「筋肉痛の加齢遅延説」とも呼ばれるが、俗説にすぎず間違いである可能性が高い。筋肉痛は年齢に関係なく、弱く長い負荷の運動では早く痛みが出て、強く短い負荷の運動では遅く出る傾向がある。

そもそもなぜ筋肉痛になるのかについても
「いくつかの仮説がある」とのことで
筋肉痛の加齢遅延説も
「間違いである可能性が高い」という言い方だが、
「筋肉痛が遅く出る＝とっしょり」説が
あまりにも広く信奉されているので一応。

もちろん加齢とともに筋力は衰えがちだから
同じ運動でも相対的に負荷が大きくなるのかもしれないが、
年を取るにつれて生活習慣による個人差が大きくなるのもまた事実。

だらけた生活を年のせいにしてはいけませんね。
いや自分がどうこういう話ではなくあくまで一般論として。