「フールプルーフ」とはあんまりな言い方

工業やソフトウェアの用語に
「フールプルーフ (foolproof)」というのがある。

「フール」は「エイプリルフール」のフール。
愚か者のこと。

「プルーフ」は「ウォータープルーフ(耐水の)」のプルーフ。
「~を防ぐ」とか「~に耐える」という意味。

つまりフールプルーフといったら
「愚か者でも大丈夫な」
 →「わかってない人でも間違わないような」
という意味だ。

要するに
どんな初心者でも使い方がわかるとか
少々間違って使っても安全だとか
そういう配慮をした設計のことを指す。

しかし、いくら比喩であっても
自分たちのユーザーを愚か者扱いするとは何事か。
せめて「ビギナープルーフ」ぐらいにすればいいのに。
と思っていたのだが

MSN毎日インタラクティブ: au:通信障害で110番に誤報殺到 エラーコード勘違い

 携帯電話大手のKDDI(au)のインターネットサービスや電子メールが送受信しにくくなる通信障害が今月19日夜に発生、その際、全国的に110番通報が殺到していたことが21日、分かった。メールを送信すると、携帯電話に「送信できませんでした(110)」とエラー画面が表示されたため、エラーを示すコード「110」を問い合わせ番号と勘違いしたとみられる。

やっぱり「フールプルーフ」でいい気がする。

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8 Responses to “「フールプルーフ」とはあんまりな言い方”

  • ロマンスグレー

    2006/11/25 21:58

    私の携帯は、ソフトバンクですが、同じように数字が並んでいると、電話番号と解釈するようで、ありもしない4桁の番号に電話した事があります。
    幸い、110番でなかったから良かったのですが。
    私もフールプルーフという概念で良いと思います。
    要は、メーカがこの概念をきちんと理解し、商品作りに役立てる事なのでしょうね。

  • 2006/11/25 23:23

    常識がない人が多いですね。
    どこかに最初繋いでから、入力するのならわかるんですが・・・
    もしかして、メールでもエラーが出ると、番号が表示されますが、
    そんな人は、URLに番号を入力しているんですかね~?
    っていう私も、ずいぶん昔、自宅の電話番号の下4桁が119*でした。公衆電話から自宅に電話したら、なぜだか消防署に繋がりました、プッシュを押すときに何かを間違えたみたいです。

  • 2006/11/26 01:34

    「早く110番に電話しろ!」
    「はっ、110番の電話番号って何番?」
    「知らんがな」
    きっとこんな奴らがエラーコードに電話したんでしょうね。

  • 2006/11/26 14:38

    > ロマンスグレーさん
    メーカーもどこまで予測せにゃならんのでしょうね。際限がない気がします。中には「フールプルーフ」のことを「アホ対策」とか酷い言い方してるとこありそうな気が。

  • 2006/11/26 14:41

    > やんじさん
    市外局番+119*を押してしまったんでしょうか。たしかそれで、指定した市外局番のとこの119につながるんだった気が。違うかな。

  • 2006/11/26 14:42

    > なん吉さん
    しかし「来週の火曜日って、何曜日?」って聞いたことがある私はその人らのことを笑えない気も。

  • よっしー

    2006/11/27 11:12

    かつて、とある外国製レーザ機器の取説に、
    “Monkey proof”と書いてあるのを見て以来、私もよく使うようになりました。

  • 2006/11/27 11:22

    > よっしーさん
    なるほど、”monkey proof”ですか。
    日本語で言えば「サルでもわかる」といったところですね。それならわかりやすい。
    情報ありがとうございます。