インターネットやコミュニケーションの話題を中心に、思ったことをつらつらと書いていくブログです。

生まれて初めて本を読んで泣いた

本を読んで泣くという経験がなかった。

もちろん感動はするのだが、
涙が出てくることはない。

自分にはそういう機能はついていないのだと思っていた。

さて、昨年の秋ごろだろうか。
やたらと話題になっている本があったので
読んでみることに。

リリー・フランキーの『東京タワー』だ。

あまりに話題になりすぎると
読みたくなくなる質なのだが、
この時はわけ(後述)あって
リリー・フランキーを読んでみようと思い
せっかくだから話題のやつを買ってみたのだ。

帯には
やれ「感動」の「泣いた」のと書いてある。

わかったわかった。
でも自分はそんなのには引っかからないよ。

と思って読み始めた。

号泣

自分でもびっくりした。
ちゃんとそういう機能はついていたのだ。

やっぱり人間だったんだなあ。

ところで、面白いのが
周りの人と話してみると
この本の評価が男女でわかれること。

女性の場合、

泣いたわー

という人と

え、そこまででもない

という人にはっきり別れる。

ところが

お前がそこまで言うんなら貸してみろ

という知人の男性に貸すと、
返すときにはみんな

号泣した

と言ってくるのだ。

やはり視点の問題かな、と思う。

これは、かつて少年であり
現在男である人から見た母親が描かれている。

そのへんで、男女の評価が分かれるのだろう。

そして、この話をすると
泣いた」という方の女性が

え…じゃあ私って…

という反応をするが、
その辺は気にしなくてよろしい。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~



そういえば、一番好きな映画も
男女で見方がずいぶん違うのだった。

(続く)

トラックバック

thumbnail

2006年12月11日 22:56

『東京タワー』を読みたくないというのもわかる気がする (この人の頭ん中)

リリー・フランキーを3冊ほど続けて読んでみた。 増量・誰も知らない名言集イラスト...(続きを読む)
thumbnail

2006年12月25日 11:53

リリー・フランキーの「ちょうどいい落としどころ」 (この人の頭ん中)

リリー・フランキーのエッセイを読んだときこんなことを書いたのだが、 この人の頭ん...(続きを読む)

コメント


no link

2006年08月05日 12:27

私も長らくその機能はついておらず、心が凍っているのかと思っていましたが、何ヶ月か前に開花(?)した口です。(別の本ですが)
リリーさんの東京タワー、私もすごく読んでみたいと思ってます。
が、もうちょっとして文庫本になったら・・・なんて貧乏くさいことを考えてたり。
私は泣くかなー。でも親が出てくると弱いからな(笑)

2006年08月05日 15:06

> 傘さん

やはりその機能は、
どこかで開花するものなんでしょうね。
まぁこれだけ売れる本ですから、
そのうち文庫化されるでしょう。

2006年08月05日 17:17

いまたまたまリリーフランキーの本を読んでました。
「まむしのanan」アンアンに連載したエッセー集ですが、
こちらは「東京タワー」と違って、笑えます。
リリーは、私と同じ小倉の出身です。

2006年08月07日 09:29

> Shiozyさん

それは奇遇ですね。
なんかリリー・フランキーを昔から読んでる人で
「リリーさんで泣きたくない」
という理由で東京タワーを読まない人もいるようです。